へき地医療に『虎の巻』 厚労省がマニュアル作成
という記事をm3で見つけて、つっこみどころ満載だろうな、と思いながら怖いものみたさで厚生労働省のページをみていて気がついたもの。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet/other/050623-1.html
シルデナフィルってなんだろう?と思ったらあれでした。
まあ、標榜している効能は確かにあるだろうな、と。
薬は嫌いだけど、健康食品、自然食品、サプリメント等々のお好きな方には皮肉ですね。


結局、探していたマニュアルは見つかりませんでした。
まだ公開されていないと思われます。
しかし、この記事見ただけでへき地なんて絶対に行きたくない、と思ったのですが...。


『さまざまな問題の解決に役立』つとは思えないし、これで何かをしたつもりになっている厚生労働省は頭がおかしいとしか思えないのです。
『へき地、離島の診療所などにも配布』するそうですが、今現在働いている人のモチベーションが下がらないことを祈ります。
そんな予算があったら直接あげたらいいのに。

へき地医療に『虎の巻』 厚労省がマニュアル作成
06/06/30
記事:共同通信社
提供:共同通信社

 「分かりにくい方言はその場で確認を」「救命処置は住民と協力して」-。医師がほとんどいないへき地や離島での医療で直面するさまざまな問題の解決に役立ててもらおうと、厚生労働省は30日までに、実際の体験談を盛り込んだ診療マニュアルを作成した。

 国内には、半径4キロ以内に医師が1人もいなかったり、最寄りの医療機関まで1時間以上かかる「無医地区」が約800カ所ある。1人きりでの医療活動に対する不安感が担い手不足につながっているとみられ、同省は「先輩医師の生の声を聞き、不安を解消してもらえれば」と期待している。

 マニュアルは高血圧、心疾患、急性虫垂炎など実際に診察する機会が多い疾患の基礎的な治療法を解説。急患が発生した場合には住民の手で心肺蘇生(そせい)などの処置をするケースもあるため「村民運動会や文化祭の際に講習会を開いたり、青年団や婦人会に協力を呼び掛けた」という医師の体験談を紹介している。

 また「同じ名字の人が多い場合、下の名前を付けて患者を呼ぶこと」「山道での運動指導や温泉を利用した健康づくりを」など、その土地の特色に応じた注意点や取り組みも挙げている。

 同省はマニュアルをホームページ上で公開、へき地、離島の診療所などにも配布する。

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060630AT1G3000830062006.html

へき地医療の悩み解決、厚労省がマニュアル

 「分かりにくい方言はその場で確認を」「救命処置は住民と協力して」――。医師がほとんどいないへき地や離島での医療で直面するさまざまな問題の解決に役立ててもらおうと、厚生労働省は30日までに、実際の体験談を盛り込んだ診療マニュアルを作成した。

 国内には、半径4キロ以内に医師が1人もいなかったり、最寄りの医療機関まで1時間以上かかる「無医地区」が約800カ所ある。1人きりでの医療活動に対する不安感が担い手不足につながっているとみられ、同省は「先輩医師の生の声を聞き、不安を解消してもらえれば」と期待している。

 マニュアルは高血圧、心疾患、急性虫垂炎など実際に診察する機会が多い疾患の基礎的な治療法を解説。急患が発生した場合には住民の手で心肺蘇生(そせい)などの処置をするケースもあるため「村民運動会や文化祭の際に講習会を開いたり、青年団や婦人会に協力を呼び掛けた」という医師の体験談を紹介している。〔共同〕 (13:41)