[医療ニュース

千葉市動物園でベンチから落ちて木の枝が刺さってなくなった幼児の裁判で千葉市が控訴したらしいです。
ということを調べようとした検索からこちらにきた人がいて、ニュースで出ているのか調べていて見つけたがこちら。
プールにいれて影響がでる濃度のヒ素ってどれぐらいの量?
と思って調べてみたのですが、よくわからなかった、というか面倒になってやめました。
http://www.yasuienv.net/AsToxic.htm
http://www.tokyo-eiken.go.jp/topics/echudoku/arst.html
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/yo_maeda.htm

ヒ素の代名詞の亜ヒ酸は、三酸化ヒ素、または無水亜ヒ酸の俗称で、無味無臭のさらさらとした白色粉末である。
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/takeshi-kunimoto/index/atom/as.html

25mプールの水量を300〜400立方メートル(30〜40万リットル)として計算。

最低致死量は 体重1kg 当たり0.4 mg である。体重50 kg の人にとって、亜ヒ酸の最低致死量は20 mgである。

という記述を参考に、水500mlをプールで飲むとして*1、計算しますと、約15kgの亜ヒ酸を入れないといけないわけですね。
250gで5900yenと手元のカタログには書いてあります。
そうすると、約30万円もかかる事に...。
致死量は報告によりばらばらみたいで10倍〜100倍必要かもしれないとすると相当お金がかかりますね。
まあ、愉快犯だと思いますけど。


ところで、亜ヒ酸って急性前骨髄球性白血病(APL)の治療に使われるそうです。
レチノイン酸で再発例等に使うと良いとか。
レチノイン酸同様に中国発の治療法です。
しかし、最初に使った人はすごいですね。
http://www.nankodo.co.jp/yosyo/xforeign/nejm/339/339nov/xf3391341.htm
http://www.yakubutsuryoho-center.jp/cgi-bin/shinyaku/detail.cgi?id=181

h ttp://www.asahi.com/national/update/0819/TKY200608190319.html

*1:普通はこんなに飲まないと思うけど...。