産科崩壊大阪版

大阪って何万人?

263万人...

ここでドミノが起こったら波及効果は横浜以上...と思ったら横浜の方が人口が多いのか。


土地勘がないから今一つ実感がわきません。


もう予定調和みたいで、避けることの出来ない運命のようですね。
私の住んでいるところまで数年は波及してこないことを祈ります。無理かなぁ。

http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2006/12/post_8468.html#comment-4762260

 いつも興味深く拝読させていただいております。
ありがとうございます。
 さて今回の大阪の件、記事になっていたのは拝見しておりました。

 しかし私が今の所聞いているのではこんなものじゃありません。
おそらく来年になってからまだまだ産科休止はでてくると聞いております。

 この事態に及んでいまだにある公的病院では朝の外来前の小手術の時は点滴の準備から消毒、薬剤、機材、患者の搬送を医師が朝7時にきてやっています。うわべだけの病院機能評価がなされて会議や書類が増えているところもあります。当直室から分娩室まで曲がりくねった廊下をえんえん200メートル歩いてエレベーターを乗り継いで指紋認証をしてさらに廊下をえんえん歩いて分娩室にたどり着くのに5分はかかる病院も有ると聞きました。そしてそれに対しての評価はみなさんがご存じの通りです。
製薬会社の管理職がそれ以上の給与をもらって、証券会社の20代の社員が500−600万のボーナスをもらっているのを横目に時間外含めて月給40−60万ではやめない方のほうがおおいのではないでしょうか?むしろ家族に対して無責任といっていいかもしれません。
 いい加減に病院や行政も医師の倫理などと戯れ言を振り回すのではなく現実的に今できる範囲のことをしないといけないとおもいます。
 医師が外来、分娩、手術といった本来の業務に良いコンディションで集中でき(命を預かるのですから当然ですよね)、業務の内容に見合った評価(給与にとどまらずすぐにクレームが来にくいような世間の評価も含む)がなされるようにするのは病院を何十億も使って立て直すより速く実行できてそして効果があるのではないでしょうか?
 

投稿 大阪の産科医 | 2006/12/18 10:47