意外とツッコミがないが、この調査結果って、結局、「医労連とか自治労のある病院では医師の基本的人権すら守られていない=お前ら無能すぎ!!m9(^Д^)プギャー!! 」ってことですよ。
いったい、どんだけこの状態を放置して、改善のための実効力のない活動を長年やってきてたんだよ。

国の責任を責めてるが自分たちの無能に対して少しは反省があるのか?
特に医者以外の職種の権利を守って、医者に過労を強いてきたのはお前らだろう>自治労
医者が自治体病院から逃散してあわてて、阿っているのが見え見えだぞ。
ssd's Diary: 労働組合

ssdさんのおっしゃる通りだと思います。


特に、気になったのがこちら。

女性医師の97.9%は生理休暇を取れず、6割近くが妊娠時に「切迫流産」などの異常を経験していた。

実際に、切迫早産になった人を複数人知っているのですが...。


ところで、生理休暇って普通の会社だったら取得できるものなんですかね?

http://news.livedoor.com/article/detail/3036939/
魚拓

[病院勤務医]9割が医師不足訴え 9割以上が疲労

 病院の勤務医の90.0%が「医師不足」と感じ、9割以上の人が「疲れを感じている」ことが、日本医療労働組合連合会のアンケート調査で分かった。時間外労働は月平均63.3時間で、過労死認定基準の目安である「月80時間」を超える人が31.2%に達していた。女性医師の97.9%は生理休暇を取れず、6割近くが妊娠時に「切迫流産」などの異常を経験していた。
 日本医労連加盟の医療機関の勤務医らを対象に、昨年11月〜今年1月に調査。回答を寄せた神奈川、愛知など25道府県約150施設の計1036人について分析した。
 宿直の月平均は2.9回で、当直明けの勤務は「ある」人が74.5%。最長の連続勤務時間は平均32.3時間に上り、36〜41時間が36.8%で最も多く、30時間以上が71%を占めた。今の健康状態については、「健康」が53.1%と過半数を超えたが、「健康に不安」(34.4%)、「大変不安」(6.3%)も目立った。出産経験のある女性医師のうち、妊娠の状況が「順調」だったのは42.6%しかなかった。
 「疲れの回復状態」については、「べつに疲れを感じない」はわずか6.5%にとどまり、「疲れが翌日に残ることが多い」(40.2%)が最多。「職場をやめたいと思うこと」は▽「いつも」(10.5%)▽「しばしば」(16.1%)▽「時々」(26.3%)で、5割以上が「やめたい」と考えていた。
 「医師確保、退職防止に必要な条件・環境」(複数回答)では、▽「賃金や労働条件の改善」(85.8%)▽「診療科の体制充実」(51.4%)▽「医療体制のレベルアップ」(44.6%)の順で多かった。
 自由記載欄には「患者の要求の高まる中で医師不足、労働条件が改善されておらず、医師への責任、負担が増していることが医師不足をさらに悪化させている」(大阪府、30歳代の女性医師)、「こんな状態でミスが起きないほうがおかしい」(岩手県、30歳代の男性医師)など、改善を求める声が寄せられている。【玉木達也】


2007年02月19日21時01分

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-20/2007022001_01_0.html
魚拓
2007年2月20日(火)「しんぶん赤旗

勤務医は激務

32時間労働月3回 96%

1カ月無休も3割

医労連調査

 勤務医の九割以上が宿直勤務を伴う連続三十二時間の勤務を月三回こなし、三割近くは月に一度も休日を取れない過酷な勤務実態にあることが十九日、日本医労連がまとめた実態調査の中間報告からわかりました。「医師自体が過労死する状態にある」(日本医労連)。日本医労連と調査に協力した自治労連が東京都内で記者会見し、発表しました。

 アンケートは、昨年十一月から今年一月にかけ、日本医労連自治労連などに加盟する医療機関とその勤務医を対象に呼びかけて実施。日本医労連によると「実態の大規模で具体的な数字は日本で初めて」で、二十五道府県の約百五十施設、研修医を含む千三十六人の勤務医から回答を得ました。

 中間報告によると、勤務医の95・8%は月に約三回、通常の八時間勤務に続いて十六時間の宿直勤務を経て、さらに通常の勤務に入る三十二時間労働にある実態が判明。週の労働時間は「六十五時間以上」が32・7%と三分の一にのぼり、休日を入れずに続けて勤務する日数の平均は十九・五日で、「睡眠時間も取れず、休みも取れない勤務医の超長時間労働が常態化している」としています。

 月の時間外労働の平均は六十三・三時間で、三割超にあたる31・2%が「過労死ラインの八十時間以上」。八割近くは休憩も取れない過密労働に置かれ、調査の前月の休日がなかった勤務医は27%にあたる二百八十人にものぼりました。

 会見した日本医労連田中千恵子委員長は、勤務医の劣悪な労働実態が医師不足と地域医療の存続に深刻な影響を及ぼしていると指摘。「勤務医はすさまじい労働実態で、労働基準法さえ守られていないのが当たり前になっている。医療を受ける側にすれば、きわめて不安で危険だ」と強調、「医師不足解消を世論にし、労働条件を改善していきたい」とのべました。