梯子設置予定(取り外しも予定にある)
患者が信頼できる医者をもつことで、入院から在宅治療への高齢者医療の転換を促し、医療費を抑制する狙いもある。患者への協力を求めると共に、かかりつけ医に支払う診療報酬を手厚くして普及をはかる考えだ。
ふーん。建前と本音ですね。
まだ『医療費を抑制する』方向なんですね。
すでに方針を固めている外来の「定額制」とともに、かかりつけ医の導入をその柱とする。
厚労省は、こうした条件を満たす医師を公的に認定。患者の合意を得たうえで「かかりつけ医」として扱い、診療報酬体系上、それ以外の医師に比べて優遇する。
定額制かつ優遇って矛盾するような...。
かかりつけ医を持つかどうかは高齢者本人の意思に任せるが、できる限り利用を勧める。かかりつけ医がいる場合でも、病院など他の医療機関も直接受診できるようにする方針だ。
3割負担だとしたら、かかりつけ医は加算ありの3割、他院だと加算なしの3割。
このあたりの処理はどうするんでしょう?
数年後、ほぼ全員の開業医がかかりつけ医になったところで加算廃止かつ、かかりつけ医以外にかかると減算。となるのが目に見えますね。
現行の外来偏重の診療報酬制度では、病院側も外来で稼げなくと困りますし、開業医は開業医で内科外科以外だったらどうするのでしょう?かかりつけ以外だったら採算とれなくなったら、患者さんの押し付けあいもでるでしょうし、かかりつけですら定額で赤字になる患者さんだったら押し付けあいになるでしょうし。