意味不明

2chで拾ったニュース。
意味不明というか、全然わからん。
まず

同署は「誤挿入は明らかなのに2人は否認し、反省の態度が見られない」などとして、厳重処分を求める意見を付けた。

厳重処分もクソも否認してるのに反省なんかできるわけないだろう。
だったら、強盗事件とか殺人事件も否認していたら厳重処分を求める意見をつけるのか?

男性の口元に装着されたチューブが外れかけているのに気付き、直そうとした際、気管に挿入するチューブを誤って食道に入れ、男性を酸素欠乏症で窒息死させた疑い。

ええと、外れかけているのを直そうとして誤って食道に入れるって、気管から完全に抜けていたって事?

2人は同署の事情聴取に対し「患者がチューブをかんでいたので、元に戻そうとしたができなかった」などと供述し、容疑を否認しているという。

これ素直に読めば、バイトブロックを直そうとしていたってことだから、抜けていた訳じゃないの?

同病院の西間三馨(さんけい)院長は18日、会見を開き「病院の調査でも看護師2人が無理にチューブを押し込んだとみている。われわれの責任であることには変わりない。医療事故である事実を認め、再発防止へ対応していきたい」とあらためて謝罪した。

ここまで言っちゃうって事は、バイトブロックを直そうとしていたら抜けちゃって、慌てて押し込んだら食道だったって事?
もし、仮にそうだったとしても、

挿入直後、男性の血液中の酸素濃度が急激に低下したため、2人は医師を呼び、医師が挿管し直して蘇生(そせい)を試みたが、約1時間半後に死亡した。

って書いてあるから、直後に対応している訳で、問題ないんじゃないの?
接続が外れることなんてよくあるし、固定しててもちょっと入り過ぎてしまったり、ちょっと抜けちゃったりすることあるし、こんなので、

否認し、反省の態度が見られない」などとして、厳重処分を求める意見を付け

られても困る。
もう1回言っておくけど、強盗事件とか殺人事件も否認していたら厳重処分を求める意見をつけるのか?


しかし、この病院終わったw
『挿管チューブの固定が1cmずれているんですけど見てもらえませんか?』
バイトブロックがずれているんですけど、固定し直してもらえませんか?』
『体位交換したいのでみにきてください』
となりますよね?


この病院、呼吸器を専門にしているみたいで*1さぞかしベンチレーターが活躍しているでしょうに...。
当直医お疲れさまです。


おまけ

挿入直後、男性の血液中の酸素濃度が急激に低下したため、2人は医師を呼び、医師が挿管し直して蘇生(そせい)を試みたが、約1時間半後に死亡した。

挿管し直したのに窒息死とはこれいかにw



追記
読売の記事をコメント欄で教えてくれたので...

2人は事故直後、病院の調査にミスを認めたが、同署の事情聴取には容疑を否認。同署は送検にあたり、「自己保身に走り、この事故を再発防止に役立てようとしていない」とする意見を付記し、厳しい処分を求める。

ちょっと待て、警察の事情聴取に答えるのに自分に不利な内容を答えないといけないのか?
それと、警察に事情聴取をされることが再発防止に繋がるのか?
ホントか?
福岡県警福岡南署の管轄では『診療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業』が必要ないって事ですね。
法医学会総会で『相当なマンパワーや施設、費用が必要』(魚拓)とされている事業なんですけどねぇ。警察あれば大丈夫ってことでしょうか。

同署は、2人が自分たちの行為と患者死亡との因果関係を立証させないため証言を拒んだとみて、厳しい処分が必要と判断。「事故原因を究明し、再発防止に役立てることが男性へのせめてもの償いになるのに、2人は責任を逃れようとしている。反省の態度が見られない」とする趣旨の意見を付けて送検する。

因果関係ねぇ、ほぼ寝たきり状態の78歳男性で挿管・人工呼吸管理が必要な肺炎をおこしてた人ですよ?

事故原因を究明し、再発防止に役立てることが男性へのせめてもの償いになる

この部分は病院内の調査に答えた時点で果たされていると思いますがね?

国立福岡病院チューブ誤挿入 2看護師書類送検 業過致死容疑 県警意見「反省ない」
 国立病院機構・福岡病院(福岡市南区)で昨年4月、人工呼吸器のチューブを食道に誤挿入された男性患者=当時(78)=が死亡した医療事故で、福岡南署は18日、業務上過失致死の疑いで、同病院の27歳と22歳の女性看護師2人を福岡地検書類送検した。同署は「誤挿入は明らかなのに2人は否認し、反省の態度が見られない」などとして、厳重処分を求める意見を付けた。

 調べでは、2人は昨年4月20日、肺炎で入院していた男性のベッドのシーツを交換中、男性の口元に装着されたチューブが外れかけているのに気付き、直そうとした際、気管に挿入するチューブを誤って食道に入れ、男性を酸素欠乏症で窒息死させた疑い。

 挿入直後、男性の血液中の酸素濃度が急激に低下したため、2人は医師を呼び、医師が挿管し直して蘇生(そせい)を試みたが、約1時間半後に死亡した。

 医師法は医師以外の気管挿管を原則禁止し、同病院のマニュアルも呼吸器が外れた場合、看護師だけで対応せず医師を呼ぶことを定めていた。

 病院側は挿管ミスを認めて遺族に謝罪したが、2人は同署の事情聴取に対し「患者がチューブをかんでいたので、元に戻そうとしたができなかった」などと供述し、容疑を否認しているという。

 同病院の西間三馨(さんけい)院長は18日、会見を開き「病院の調査でも看護師2人が無理にチューブを押し込んだとみている。われわれの責任であることには変わりない。医療事故である事実を認め、再発防止へ対応していきたい」とあらためて謝罪した。

=2007/05/18付 西日本新聞夕刊=

2007年05月18日16時36分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20070518/20070518_006.shtml
魚拓

挿管ミス事故で2看護師書類送検へ…福岡県警、厳しい処分求める
 福岡市南区国立病院機構・福岡病院で昨年4月、男性患者が肺に酸素を送り込むチューブを食道に誤挿入されて死亡した医療事故で、福岡県警南署は近く、女性看護師2人(いずれも20歳代)を業務上過失致死容疑で福岡地検書類送検することを決めた。2人は事故直後、病院の調査にミスを認めたが、同署の事情聴取には容疑を否認。同署は送検にあたり、「自己保身に走り、この事故を再発防止に役立てようとしていない」とする意見を付記し、厳しい処分を求める。

 調べによると、2人は昨年4月20日、肺炎で入院していた男性(当時78歳)のシーツを交換中、男性が付けていた呼吸器が外れたため、呼吸器を口に戻した。その際、気管に入れるべきチューブを誤って食道に挿入し、男性を死亡させた疑い。

 2人は呼吸器を戻した後、男性の血液中の酸素濃度を示すモニターの数値が、急速に低下していることに気付いて医師を呼んだ。医師は緊急治療を施したが、男性は窒息死した。

 同署は、〈1〉容体急変後の医師の措置に問題はない〈2〉呼吸器は正常に作動していた〈3〉ほぼ寝たきり状態の男性が自ら呼吸器を外す可能性は極めて低い――ことなどから、2人のミスが死亡につながったと断定した。

 2人は事故の際、「呼吸器が外れた場合、看護師で対応せず、医師を呼ぶ」と定めた病院のマニュアルに従っていなかった。事故直後の病院の調査には、「自分たちで呼吸器を戻した」と認めていたが、同署の事情聴取には「わからない」「覚えていない」と繰り返し、捜査に非協力的になったという。

 同署は、2人が自分たちの行為と患者死亡との因果関係を立証させないため証言を拒んだとみて、厳しい処分が必要と判断。「事故原因を究明し、再発防止に役立てることが男性へのせめてもの償いになるのに、2人は責任を逃れようとしている。反省の態度が見られない」とする趣旨の意見を付けて送検する。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07051805.htm
魚拓

*1:診療科構成がかなり偏ってるよw