『魔術師の帝国』『異世界の虜囚』レイモンド・E・フィースト 027 and 028/048

リフトウォー・サーガというシリーズの第一部を更に分冊化してある最初の2冊。
以前、中学生の頃(だったと思います)、に読みました。
実家で探せば文庫がかならずあるはずなのですが...買ってみました。
絶版状態になっていたのですが、復刊ドットコムから復刊が決まり、毎月1冊出版されるそうなのです。

魔術師の帝国 (ハヤカワ文庫 FT フ 2-12 リフトウォー・サーガ 第 1部1)

魔術師の帝国 (ハヤカワ文庫 FT フ 2-12 リフトウォー・サーガ 第 1部1)

異世界の虜囚 (ハヤカワ文庫 FT フ 2-13 リフトウォー・サーガ 第 1部2)

異世界の虜囚 (ハヤカワ文庫 FT フ 2-13 リフトウォー・サーガ 第 1部2)

しかし、MAGICIANという原題を『魔術師の帝国』と訳すのは良いとして、『異世界の虜囚』ってのはどうよ。
ネタバレじゃないか...。
よく考えると『魔術師の帝国』ってのもちょっと違うしなぁ。主人公がパグだとすれば原題通り『魔術師』だよ。


それはさておき、指輪物語を越えた、と評判だったそうだけど、それは指輪物語に対して失礼です。
オーソドックスなファンタジー世界だとはいっても、独自の世界があり、作品自体としてもそれなりの長さで、スピンオフ作品がいくつかあるようで、今後も楽しみです(翻訳されるか、再版されるかは不明)。


最後に、挿し絵があまり好みではない。
分冊にして絵が必要になったのなら、以前のイラストレーターの方に頼んでもいいのでは?