『もしかして時代劇』宮本昌孝 035/048

かなり以前に失われし者タリオンというシリーズがありましたが、いつの間にか打ち切りになっていました。
その作者の微妙なSF時代劇。

もしかして時代劇 (ハヤカワ文庫JA)

最近は時代小説にシフトしているようですが、これはそのターニングポイントとなった作品だそうです*1。
おちゃらけというかユーモアというか危機感が全然ない幸せな小説でした。

そういえば、

旗本花咲男 (ハヤカワ文庫JA―旗本花咲男)

これもかなり目茶苦茶で面白かったです。
放屁術を使う旗本の話。
出版社を変えて、復刊している様ですね。

旗本花咲男〈上〉 (ベスト時代文庫)

旗本花咲男〈下〉 (ベスト時代文庫)

*1:wikipedia