前田 率直に申し上げますと、組閣をするまでは、私どもは政府に対するアクセスというのは一切なかった。

 要するに官僚からデータを取るとか、そして政府系研究所などの蓄積や知能を使って民主党の方向性を検討してもらうことが一切できなかったんですね。国会議員が自らデータを集め、そして勉強するしかなかった。

 そういう意味で、民主党は今までの自民党政権とは全く違う政治をやっていた。もう年間に何十本という議員立法を出した。今まで官僚任せだったのを具体的に議論している。しかし、細かい具体的なデータというのは全くありません。


本当ですか?