今日は最悪だった…


午前中、CV入れようとした。
明日から使うので、今日入れておかないといけない、というプレッシャー。


内頚をtryしてみた。
うーむ。AとVがあまり分離できない。
右をエコーでみたり、左をエコーでみたり。
この方、右の縦隔には問題があるはずなので、右は厳しいかと思っていたのだけれども、意外と右の方が良さそうだったので、最終的には右を穿刺。
23Gで試験穿刺。


…当たらない。
おかしいな、と思ってエコープローブに手袋はめて、清潔状態で再度エコー。
うーむ。ちゃんと線引いたところにある…。
でも、深い。どうしてこんなに首が太いのよ…といっていても始まらないので、気を取り直して、再度穿刺。
今度は、23Gのちょい長めのやつ。
穿刺OK。
これでいけるじゃないか、と本穿刺。


おっ、当たった。
気持ち拍動があったような気もするけど(最初だけしかなかった)、色は静脈血だし、大丈夫大丈夫。
ダイレーターいれて、カテを……


なんか腫れてる!


やっぱりAでした…orz


慌てて抜いて圧迫止血。
危ないところだった。
エコーガイドでやりたいよね、と思った瞬間でした。


ハアハアなりながら、撤退。


PM、再度。今度は安全を期して鼡径から。
明日から必要なので、本当は明日やり直したいところを、今日やりました。


鼡径。
鼡径は簡単でいいよね、と思いながらエコーで確認して試験穿刺。
またAだって…orz


気を取り直して、再度穿刺。
今度はちゃんとV。


エコーガイドのプローブカバーを買おうと思いました。
待機的CVだったので、今日は助かりましたが、緊急でとかだったら目も当てられませんから。
おそろしい。


午後は、胸腔穿刺もあって、こっちは胸水の検査目的。
18Gで刺したら、操作中に抜けちゃった。
それより、漏出性の胸水と思って刺したのに、なんと血性。


もうヤダ。


再穿刺は20Gの普通の留置針でギリギリとどいたので、比較的安全にできました。
500mlしかとれなかったので、またとらないといけないとは思うけれども、次は安全にできそう。


水曜日がduty freeなので、手技系のものを入れる事が多いのだけれども、最初につまずくと後のプレッシャーが酷い…。


研修医の頃は鎖骨下をアローのぶっとい穿刺針でぶすぶす刺してましたけど、あれは怖い物知らずだったのだなぁ、と思います。


今までのCVトラブルは
研修医2年目で1回A(鎖骨下)。
3年目で1回A(鎖骨下)。
大学の時気胸1回(鎖骨下)。
ぐらいなので、比較的上手な方なのですが…。


言い訳しておくと、首が太くていわゆる猪首というタイプで、柔道やってたから太いのだとか。エコーガイドを真剣に検討します。