大野病院初公判傍聴記

紫色の顔の友達を助けたい
東京女子医大、警察、検察、マスメディアの失当
http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_38a5.html


今後の記載に、期待しています。


報道記事集めようかと思ったのですが、各所で既に色々分析されているので、今のところ様子見です。

ちょっと待て

電波判決。
完全な病院側の敗訴ってわけでもないけど、一応負けは負け。

 下野恭裕裁判長は、同病院が当時、血液疾患の治療方法などを共同研究する「小児白血病研究会」に参加していないという説明を医師が怠った義務違反を認定。

小児白血病研究会ってどういう施設が参加しているのか、と思ったら、参加施設はこちら

 同研究会の参加病院であれば、蓄積された治療ノウハウの提供を受けるなど高度な医療を期待できることから、「説明があれば、参加病院で診断を受けることなどにより、死亡という結果を回避できる可能性があった」と指摘した。

後だしジャンケンですね。
研究会に参加してない大学病院が結構あるんですが、その病院では、『蓄積された治療ノウハウの提供を受ける』ことができず、『高度な医療を期待』できないってことですよね?
ちなみに私の出身大学も認定施設に入っていないのですが。


ちなみに私が調べた範囲でこれの成人版は
JALSG
http://www.jalsg.jp/01/shisetsu.html
JCOG(LSG)
http://www.jcog.jp/STUDY_GROUP/mem_lsg.htm
なんですが、全国JALSGは184施設、JCOGは47施設です。そこ以外では治療してはいけないってことですよね、裁判長?


おまけ
神戸新聞にも記事があるのだそうで、調べてみました。

「被告は研究会に参加してないことを患者側に告げる義務があった。研究会に参加してない病院では何か問題が起きても、研究会に判断を求めることができない。患者側はほかの研究会参加の病院で、高度な治療を受けることもできた」

研究会って、困った時に相談にのってくれるってことですか?
どちらかというと治療成績の蓄積、新しいプロトコールの開発(臨床試験)をやっている組織だと思っていたのですが???
『ほかの研究会参加の病院』で『高度な治療』が本当にうけれるんですかね?

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