勤務医 開業つれづれ日記さんの記事より

全体目標

▽10年以内に死亡率の20%減少

▽患者・家族の苦痛軽減と療養生活の質の向上

とてつもない大風呂敷が広げてある気がしますが、気のせいでしょうか?
10年以内に死亡率の20%減...どうやってこれを達成するんだ?
2つめは逆に玉虫色すぎw


最初から達成できる訳ない目標とどうとでもとれる目標を併記。前のは駄目でも次のは達成できる、と。
半分成功、みたいなのを狙っているのでしょうか?


苦痛軽減とQOL向上、どういう調査をして評価するんでしょうかねぇ。計画段階で評価項目って決まってるんですよね?もしかして後出しジャンケン
それだったら成功したも同然ですねw

救急車

救急車で搬送、重症度で判断・東京で「トリアージ」始動
 東京消防庁は1日、けがや病気の重症度に応じて救急車で病院に搬送する必要があるかを判断するトリアージ制度の運用を始めた。電話で救急車が必要な状態かを助言する「救急相談センター」も開設。救急要請の増加で救急車の現場到着までの時間が年々長くなっており、出動・搬送件数を抑制し、緊急性の高い患者を優先的に搬送するのが狙いだ。

 救急搬送にトリアージ制度が導入されるのは全国で初めて。同庁は年間約69万件(2006年)に上る搬送のうち、約5000件が削減できるとみている。(13:15)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070601AT1G0100Y01062007.html
魚拓

ほー、やっと重い腰をあげたのね、と思っていましたが...

 救急患者が支払わない医療費を代わりに補てんする東京消防庁の事業で、医療機関からの申請額が10年で4倍以上に増え、06年度は約2億6800万円に上ったことが分かった。うち、補てんしきれない額は1億円を超え、病院側は頭を抱える。医療関係者は、未払い増加の背景に、医療費を支払えない低所得者が増える一方、支払えるのに払わない患者の増加もあるとみている。
 同制度は73年から、救急患者の未払いを恐れる病院側が受け入れを敬遠し、患者がたらい回しにされることがないように、東京消防庁が実施している。

発表そのまま書いたのか、ちゃんと取材して書いたのかはわかりませんが、裏事情が書いてある新聞もありますね。アレな新聞ですが、署名記事だし、GJですな。


「希望して個室に入りながら、未払いの患者もいた。強く請求すると『病院のくせに、サラ金みたいにカネを取り立てるな』と怒鳴る人もいる」

まあ、こういう人は、自分たちの首を絞めていることに気がつかないのだろうな。

セーフティネットでみんながトランポリンごっこ

ですね。穴だらけになって使い物にならなくなるのはまだかなぁ。
第五段階

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母親がmalignancyの診断を受けた。
申し訳ないけど、診断をうけた病院とは別の私の勤めている大学で講師をされていた先生が最近開業したクリニックに連れて行った。
今日が2回目の受診日で手術の説明。
連絡がうまくいっていなかったのか、急遽呼び出されて説明を聞いた。
手術は2通り。
大きい手術か、小さい手術+radiationか。
今のところstageII
リンパ節に疑わしいのがあるけど、もし転移があったとしてもstageII。
今週土曜に手術。