そこまでして医者叩き?

先日、携帯をDoCoMoにした時にiチャネルというオプションサービスに加入してみました。
新聞とってないし、まあニュースと天気予報が見えればいいかな、という程度。
そこで意味がわからないニュースを見たので、家に帰って調べてみたところ...。


脱力。
タイトルからして酷い。

誕生日ナンバー!市立病院長、公用車20年私物化

記事の中に、

ナンバーは職員に聞かれたので希望を伝えた。

って書いてあるから、悪い人がいるとすれば(誰も悪くないと思うけど)、希望を聞いた職員じゃ...。
朝日と読売でも記事の調子が少し違っています。
読売なんて、院長が公用車を勝手に使っていた、という論調なのに、朝日は町長から申し出があった、という...。

 85年ごろ、院長が岡山市の自宅からマイカーで病院に向かう途中に交通事故にあったことを機に、旧吉永町長が「頑丈な車を買うから、その車で緊急医療などに対応してほしい」と公用車の提供を申し出たという。

書きようによっては悪意なんてどうとでも付加できるってことですね。


2chでみたところ、この院長、かなりスゴイ院長だというのがわかります。

吉永町の住民が町外の総合病院に通わなくて済むよう、一般外来に加え、循環器内科、心臓血管外科、麻酔科(ペインクリニック)などの専門医を確保。年間二百例を超える手術を行い、人工透析も地元で受けられる。
http://iryo.sanyo.oni.co.jp/kikaku/tiiki/toubi2.html
魚拓

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061209i405.htm
魚拓

誕生日ナンバー!市立病院長、公用車20年私物化
 岡山県備前市立吉永病院の荻野健次院長(60)が、20年以上にわたって公用車の国産高級車を、通勤時のマイカー代わりに使用していたことがわかった。


 院長は車のナンバーを自分の誕生日の数字にしたうえ、市が行き先を明記するよう規定した公用車の運行簿もほとんど記載していなかった。市は「特定の職員を特別扱いしていたのは問題。院長の公用車の使用について見直したい」としている。

 市などによると、荻野院長は1980年、旧吉永町立病院の院長として就任。85年ごろ、通勤途中に事故を起こし、当時の町長が高級国産車を院長専用の公用車として導入した。昨年3月に備前市と合併後もそのまま引き継がれ、約40キロ離れた岡山市内の自宅からの通勤に使用してきた。

 現在は2001年9月に同町が購入した3台目の「セルシオ」(新車価格約700万円)で、ガソリン代など年間の維持費約60万円のほか、高速道路の料金や車検代が公費から支払われている。ナンバーは車の購入時に院長が「覚えやすいから」として指定し、有料の希望ナンバー制を利用して登録されたという。

 備前市の庁用車管理規則によると、院長が公用車を使う際には、使用するごとに病院事務次長に承認を得て、運行簿に氏名や行き先、走行距離の記載が必要だが、院長はこれまでほとんど運行簿を付けていなかった。また毎月、提出が義務づけられている車両の点検簿は一度も提出していなかったという。

 同市の他の市立2病院には院長の公用車はなく、市全体でも、専用車は市長と市議会議長が公務に利用しているだけ。読売新聞の取材に、荻野院長は「通勤だけで私用には使っていない。ナンバーは職員に聞かれたので希望を伝えた。運行記録は付けていなかった」と話している。

(2006年12月9日14時45分 読売新聞)

ttp://www.asahi.com/national/update/1209/OSK200612090058.html
魚拓