大学病院

嘔気・嘔吐時、生食50ccにプリンペラン1Aを混注して側管より全開点滴
大学病院の看護師が静脈注射をしない理由-NATROMの日記

...勝った。
私の働いた病棟では

嘔気・嘔吐時、生食20ml+プリンペラン1A div*1

でした。


研修医1年目が大学病院ではなかったので、指導医が書いていたこの指示が最初理解できませんでした。


は?20ml divって何???
ばっちり、

嘔気・嘔吐時、生食20ml+プリンペラン1A diviv*2

と書き直しましたっけ。


結局、指導医が解説してくれて、元の指示に書き直したのですが...。


で、生食20mlってどうするか?
50mlから30ml捨てるのか?
いやいや、そんな面倒なことはしません*3
ではどうするか?


制吐剤が必要な入院患者さんって、何らかの点滴をされていることが多いです。
点滴終了後のボトルは普通捨てますよね?
それを捨てないのです。
三方活栓でタコ足にして投与する、例えば抗生物質のボトル。
これなんか都合がいいです。生食100mlぐらいなので、大きさもちょうどいい。
その投与後の空ボトルに注射器で注入。
全開div


ま、いいんですけどね。


問題はメインルート以外に空の点滴ボトルが常時ぶらぶらぶら下がっているだけという...。

*1:点滴

*2:静注

*3:だって大学病院看護師だもんw