委員会?

モントリオール帰りの脳外科医の日々さんのところで見つけたスゴイ記事。
モントリオール帰りの脳外科医の日々: 医療の現状を理解できない人々
リンク先を読んでいただければわかりますが、これは医療崩壊をブーストする新たな委員会活動でしょうか?
実現しないかなー


これだけではなんなので、調べてみました。
ゼロの会 http://www.iiiryou.com/zero/

 2003年に健保本人、昨秋から高齢者も所得により窓口負担が3割となりました。重い窓口負担により受診抑制や治療中断が生じ、重症化などを招いています。
 このため、神奈川県保険医協会が呼びかけ団体となり、重すぎる窓口負担を「解消」し国民が必要な治療を受けられるよう、「医療費の窓口負担『ゼロの会』」を発足させました。
 「ゼロの会」では広く国民に賛同者を募り、同時に窓口負担を「解消」する請願書名を集め国政に働きかけます。医療費の窓口負担は欧州では原則ないことや、日本でも1984年まで健保本人はゼロ割負担であった実績があります。窓口負担の「解消」は決して不可能ではありません。
 すでに「ゼロの会」には映画監督の山田洋次氏ら10名が賛同を寄せています。ぜひ皆様も「ゼロの会」への賛同をお願い致します。
医療費の窓口負担「ゼロの会」とは

わはははは


おっと、記事にも書いてありましたね。
あまりに衝撃的だったので流し読みしてました。


しかし、ここの記事面白いのが結構ありますね。
例えばコレ
老人福祉事業者の倒産が急増?-医療情報CBニュース-
そりゃね、コムスンが不正をする訳ですよね。

「窓口負担ゼロの会」賛同広がる
 医療費の高い窓口負担を解消して国民が必要な医療を受けられるようにする「医療費の窓口負担『ゼロの会』」の賛同者(団体)が全国的な広がりを見せている。ゼロの会は今年1月、神奈川県保険医協会が呼び掛け団体となって発足した。半年あまりで著名人を含めた賛同者が3,000人に達するとともに、患者団体などの賛同も42団体に増加。ゼロの会は「窓口負担の『解消』を目指し、多くの皆さんの賛同を得て大きな世論をつくっていきたい」と話している。

<ヨーロッパでは原則無料>
 ゼロの会は、「健康保険法では、必要な医療を受診時に負担なしで保障すると原則でうたっている」として、「窓口で医療費を負担すること自体が矛盾している」と指摘。イギリス・イタリア・オランダ・オーストリア・カナダ・ギリシャ・スペイン・ドイツ・デンマーク・ベルギーなどのヨーロッパ諸国で受診時の患者負担が原則無料になっていることを挙げ、「受診時の負担は世界から見れば決して当たり前のことではない」と強調している。

 こうしたゼロの会への賛同は個人・団体ともに着実に増えており、著名人では映画監督の山田洋次氏をはじめ、作家の齋藤榮・早乙女勝元志茂田景樹・なだいなだ各氏、俳優のケーシー高峰三田村邦彦窪塚洋介風間トオル各氏らが賛同を表明。山田氏は「病院から老人の姿が無くなりました。医療費が高くなったからです。こんなことでどうして豊かな国、美しい国と云えるのか、と思います」、志茂田氏は「医療費の負担増が受診をがまんし病気の悪化を招くケースに結びつくと思います。窓口負担ゼロによる早期受診の徹底が国の医療費軽減に貢献するでしょう」というメッセージを寄せている。

 23人の著名人に加え、団体では日本患者同盟・岡山県難病団体連絡協議会・広島難病団体連絡協議会など42団体が賛同。著名人を合わせた個人では、発足から半年あまりで3,000人を超える賛同が寄せられるなど、全国に広がりを見せている。今後の活動について、ゼロの会では「制度を変えるには国民の圧倒的な支持が何より。多くの賛同を得て大きな世論をつくっていきたい。市町村議会への陳情、政党やマスコミへの働きかけなどを進めていく」と話している。

<医療の提供は国の責任>
 ゼロの会では、窓口負担をなくした場合の医療費の問題や財源についても言及。医療費に関しては、「実は、総医療費の25%を患者さんの8割で使っているのが、日本の医療の実態。受診率が上がっても微々たる影響しかなく、逆に、受診を控えて早期発見・早期治療が阻害されると、重症化して医療費が膨らむ」と指摘している。

 また、財源では「現在、国民は総医療費31.5兆円のうち半分近くも負担している。国と事業主(企業)にもう少し負担を増やしてもらい、窓口負担を賄う。国民・国・事業主で3等分ぐらいは可能だ。国と事業主に1.5兆円ずつ新たに負担してもらえば、外来の『窓口負担ゼロ』は実現する。入院も同様に考える。国は法律で医療の提供を約束しており、責任は重い」などと話している。

 問い合わせは、ゼロの会事務局045・453・2411。

「窓口負担ゼロの会」賛同広がる?-医療情報CBニュース-