ネタとしても面白かったので。

http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1190956557/777
777 :卵の名無しさん [] :2007/11/25(日) 15:31:20 id:qJia/bfd0
普段このスレを楽しく拝見させてもらっているモンだが、
未だかつて見たことがないスーパーDQNが今朝
来院したぞ、しかも当直明けにw


突然、中年夫婦が慌てふためいて病院に来た。
で、息切らしながら「ウチの子診てください!」って言った。
どうして救急車で来ないんだろ?と研修医・看護師らと話してたら、
中年のおっさんが必死の形相で
「ゴールデンリトリバー」を背負ってきたんだよ!
俺が「あのう、動物病院の方が・・・」って動揺を抑えつつ言うと
「掛かりつけの獣医が休暇中で診てくれる人がいないんです!
 先生、お願いします!」と妻。
愛犬を担ぎながら
「先生も動物実験はしたことあるでしょ?
 注射の一本でも売ってつかわして下さい!」と夫。
俺たちは「犬診たことある奴いないか? いないよなあ・・・」と。
かくして、医師・看護師で高校時代の友人・知人で獣医師になった人を
思い浮かべて連絡する者、犬の下に敷くシートを準備し犬の症例に関して
ネット検索をする者など、通常の急患並の準備と
場合によってはそれ以上の心労がスタッフに加わった。
結局、近隣の獣医師を叩き起こしてイヤミを言われながら、
平謝りに謝って来てもらった。
脱水症状があったので我々スタッフ自身の自腹で獣医師の指示通りの輸液を
とりあえず投与。
獣医師が来るや、我々が視界に入らぬかのように獣医師だけに頭を深々と下げて
獣医師と共に動物病院に向かった。
我々には一言の礼もなく、残されたのは犬の抜け毛とわずかな吐しゃ物。
その後スタッフ一同で処置室を無言のまま、清掃・消毒をしたのだった。