『ジャンパー 上下』スティーヴン・グールド 010&011/048

映画ジャンパーの元ネタ。
話は映画とは全然違うっぽい。

ジャンパー 上 (ハヤカワ文庫SF ク 8-5)

ジャンパー 上 (ハヤカワ文庫SF ク 8-5)

ジャンパー 下 (ハヤカワ文庫 SF ク 8-6)

ジャンパー 下 (ハヤカワ文庫 SF ク 8-6)

週末の旅行中にほとんどを読みました。
解説に映像化向きだと書いてありますが、その通り。
90年代の作品で牧歌的な感じで、テロもそれほど非人道的には描いてありません。
SF、しかも少年の成長譚だからかもしれませんが。
映像化する時にテロとの絡みは消さざるをえず、話というか敵が変わってしまったのでしょう。
ジャンプはワームホールかどこでもドア的な感じで、本人自体を跳ばすのではなくて、空間をつないでいるっぽいですね。
面白いのはベクトルが無視されるところで、落下中でも加速度がキャンセルされます。