がん医療

コメント欄の

話は、ずれますが、がん治療っているのは、あるいみ緊急性はないことが多くて自分の先を考えてしまう時間を作られるのが普通の病気と違うところですね。事故や脳卒中のような一気に起こる病気と違って病気で弱っていく自分の姿を想像させられる真綿で首を絞められるようなつらさがあるかもしれません。だから、自分に一番都合のいい医者を捜しに奔走するのです。

には同意。


腫瘍内科で診る固形癌の化学療法って、広義のターミナルケア*1と言えなくもない訳で...
『自分探し』ならぬ『死に方探し』の面もありますね。
それが理解できればいいのですが、理解できない方にはただただ辛いばかりでしょうねぇ。





malignancyを扱わないsubspecialityだとなかなか理解し難いのかもしれません。
『科学を詰めすぎて、医療の祭儀的側面を削った反動が来るのかな、というお話し』
という視点らしいです。

*1:内科の化学療法の大半は、治癒は目指していませんので...。