http://swedenhouse-oita.cocolog-nifty.com/pediatrics/2006/06/post_9134.html
難しい問題だとは思いますが、三次救急をやる病院は三次救急に特化する必要はある気がします。
ただ、その際に1次あるいは2次救急に特化した病院・診療所・急患センターが必要だとは思います。

小児病院はすべての子どもに開かれるべき

というのはちょっと乱暴だと思います。
要は病院の名前が悪いって事が言いたいわけでしょうか?
小児難病診療センターとすれば文句がない?


しかし、何かあったらすぐ小児科医に!という傾向を変えなければ、どのようなシステムでも破綻が来るような気がします。
別に小児に限った話ではありません。
先日、急患センターに行った時に、転送した話を書いたのですが、
id:physician:20060515#p4
あの時の家族、こういう事も言ってました。
『専門的にみてもらえるところに!専門的に!』
この時の消化管出血、いやもう本当に大した事なくて、一晩寝かせて翌朝胃カメラで確認したらいいだけで、専門性は全く必要なくて、胃カメラさえできれば良かったのですけど。
大病院信仰といいますか、専門信仰といいますか...。