87歳の祖父が脳出血で入院し、退院目前で、誤嚥性肺炎になりました。今は肺炎は完治しており、リハビリをしていますが、先日リハビリの先生から、「これ以上の回復はおそらく厳しいでしょう。年も年ですし、杖をついて歩くのも厳しい。ベッドから介助を有して車椅子に座り、それで移動、また介助を有してベッドに戻るといった生活になるでしょう」という主旨のことを言われました。しかし、納得できません!本人は頑張ってリハビリすれば前のようにゆっくりと杖をついて歩けるようになると確信してますし、まだリハビリが最近になって車椅子になったわけだし、歩く練習の段階までいってもいないわけだし。ただ、もともと昔、脳梗塞になり右半身が不自由だったうえに、3ヶ月弱の入院生活ですから、私もすぐに歩けるとも思ってはいません。私的には、食事をきちんと取って、毎日リハビリを続けていけば、段々といい方向に向かっていくんじゃないか?って思うんです。本人も意欲はありますし。どなたか、いいアドバイスいただけないでしょうか?本人に歩けるようにならせてあげたいんです!杖をついてゆっくりでもかまいません!こういった場合、何か良い案はないでしょうか?
question:1151700224

87歳ですしね、脳出血脳梗塞の既往があるのだったら、結構厳しいのではないかと思います。
誤嚥性肺炎も起こしている様ですが、繰り返して体力を削られて、という繰り返しも考えられます。


と思っていたら、次の質問が。

87歳の祖父についてです。入院中に肺炎になりましたが、なんとか完治し、現在は、本人が軽度の無呼吸症候群ということで、就寝時のみ1.5?の軽い酸素マスクをしています。さらに、指で酸素の量(SPO2)を測る計測器は今でもつけています。タンが絡んで酸素の量が70台になったりする時があるからです。最近の傾向は、起きている時は90、92など何とか90は保ち、タンが絡むと下がるといった感じです。就寝時はマスクをしているので平均的に酸素の数値がよく97、98といった感じです。ただ、軽い無呼吸症候群なので酸素の量が下がるときがありますが、その対策としてマスクをしているわけで、下がっても90あたりです。ただ、寝ている時もタンが絡むときはあります。そのときは、マスクをしているにもかかわらず、70台になったりします。最近特にタンが多いんです。なぜ肺炎が完治したのにこんなにタンが多いのか、すごく悩んでます。タンが絡むたびに、チューブで吸引してもらいますが、本人も辛いでしょうし、キリがない気がします。何かいいアドバイスはないでしょうか?
question:1151701052

うーん、結構予後は厳しそうですね。
最初の質問には無責任な前向きな解答が寄せられていましたが、まあ希望を持つのはいい事なのかな?と思いました。
しかし、二番目の質問をみると、ちょっとね。


回答しようかと思いましたが面倒になりました。


脳血管障害は脳の神経細胞が死んでいる訳で、回復しても、生き残っている神経細胞でどこまで死んだ神経細胞の機能を代替できるかっていうレベルなので、元のレベルには絶対到達しませんし、高齢者はただでさえ回復が遅いのに...。


あと、思ったのはこのお孫さん、リハビリを手伝う気はあるのだろうか?ということですね。


書きかけの原稿↓

http://www.dent.niigata-u.ac.jp/oral-care/manual/002/04_1.html
痰が多いのは、おそらくmicro-aspirationを起こしているのだと思います。不顕性に(本人も気付かないうちに)誤嚥をし、その結果痰が増えているわけです。
脳血管障害(脳梗塞脳出血)後の誤嚥(micro-aspiration)なので、嚥下機能がかなり低下している事が考えられ、今後も誤嚥性肺炎を繰り返す事が考えられます。


予防法としてはURLにあるように、食事時の工夫、口腔ケア、薬物がありますが、効果は限定的です。


もう一つ質問をされていましたけど、あちらをみた時点では痴呆もなさそうですし、本人のやる気もある様でしたし、あとはリハビリとご家族の協力次第かな、と思っていましたが、こちらの質問を見ると、正直、回復は厳しいのではないかと思います。


あと、3番目の方が書いているように、実際にみてもない状態での返事ですので、責任はもてませんし、主治医の先生に相談して下さい。