帝王切開

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 現在ブラジル国内の出産で、帝王切開率は四〇%を超えている。世界保健機構(WHO)が国内の帝王切開率を、一五%以内に抑えるよう各国に呼びかけているなか、ブラジルでの割合は異常な高さを示している。安全で痛みの少ない出産として受け入れられている帝王切開は、自然分娩(分娩)できる妊婦でさえ望む。

現在のブラジルは帝王切開率が四〇%、お金を払ってケアを選べる中流階級以上では九〇%になるとも言われている。自然分娩は「手術料が払えない貧しい妊婦が、仕方なしに産む方法」との認識が強い。

この辺りまではブラジルってちょっと異常かも、と思いますが...。

 「まず、医者にかかるプレッシャーが強い」。熊谷医師は産科医師が置かれている現状について説明した。ブラジルでは自然分娩で出産した際、難産で赤ん坊に異変があれば「どうして帝王切開しなかった」と起訴される。医師は、万一成功しなければ訴訟ざたになることを恐れ、自然分娩で取り出そうという気が無くなるのだという。

うーむ。日本もそのうちこうなりそうですね。
脳性麻痺訴訟はなんともね...。


ニッケイ新聞ってところの記事ですが、カタカナだったらなんのことやらわかりませんが、漢字で書くと多分、日系新聞です。
ブラジルの日本語・ポルトガル語新聞。