崩壊寸前の兵庫より。
つっこみどころ満載です。

住民の情報などから、出身者を探し、直接交渉する。

かなり怖いのですが...。

 インターネットや医学雑誌などで募集する病院もあるが、反応はよくない。十二の県立病院を運営する県病院局も、〇四年にネット公募を始めたが「応募はまだゼロ」。

ネットで転職しようとするなら2ch位は見るでしょうからね...。

小野市民病院は「働きやすい環境を」と本年度、医師向け住宅を整備し当直室を増築する。

住宅は病院の敷地内とか?
当直室増築ってもしかして今までは足りなかったとか、なかったとかでしょうか...。
当直室で勤務先を選ぶなんてことは普通考えないような...。

県内公立病院、医師確保へ躍起 ネットや雑誌で公募
2006/07/25

 地方を中心に医師の不足が問題となる中、兵庫県内の公立病院が、あの手この手で要員確保を図っている。民間あっせん業者に頼んだり、地縁絡みで集めたり、インターネットで募ったり…。さらに医師の待遇も改善をするなどして急場をしのぐのに躍起だ。(浅野広明)

 従来、医師の供給源だった大学医局は、二〇〇四年度に始まった臨床研修制度で民間病院などに研修医を取られるようになった。医局は、人手不足を補うため、医師を派遣していた各地の病院から、医師を引き揚げている。一方、新たな医師派遣のシステムは確立されていない。

 川西市立川西病院は昨年十一月、産科医師の退職に伴い分べんを休止した。ところが、市民から苦情が殺到。七大学に医師派遣を依頼したが、すべて断られた。そこで産科医を派遣する民間業者と交渉し今年四月、嘱託医二人を確保し再開した。細川利成事務長は「何とか見つけたが、本来、国が対策を取ってくれないと」と困惑する。

 医師不足が深刻な但馬地方で目立つのは、地元出身者の“発掘”。住民の情報などから、出身者を探し、直接交渉する。「地元の人なら定着してくれる可能性が高いはず」と豊岡、八鹿、香住総合、浜坂の各病院が取り組む。その結果、昨年七月、豊岡病院が、減少傾向だった消化器科の医師を県外から呼び寄せることに成功した。

 インターネットや医学雑誌などで募集する病院もあるが、反応はよくない。十二の県立病院を運営する県病院局も、〇四年にネット公募を始めたが「応募はまだゼロ」。

 手当の増額や年俸制の導入で、医師の待遇を改善した病院も。小野市民病院は「働きやすい環境を」と本年度、医師向け住宅を整備し当直室を増築する。臨床研修に来た研修医に定着してもらおうと、研修プログラムを充実させる病院も多い。

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000077021.shtml