奈良の件追加6

id:Yosyan:20061021さんがここ数日の私がはっつけておいたコピペをわかりやすく読み解いてくれています。この解釈に同意です。
(時系列でまとめてる方もいてこちらhttp://sword.txt-nifty.com/guideboard/2006/10/_5_1ebe.html
コピペの元はm3あるいは2chからのもので、大淀病院産婦人科医の先生の同門の先生が調査した結果のようです。
で、追加の情報↓

どうぞ転載してくださって結構です。ただ最初の書き込みで産科医が二人いるような書き方をしましたが、事の発端から最後まで、産科医は一人でしたのでその点は訂正ください 。ただ彼の気持ちはまた聞きですが素直に文章にしたつもりです。

今日、患者さんの死亡原因の診断を教えてもらいました。右脳混合型基底核出血で、手術としては脳室ドレナージが行われたようですが、かなり大きな出血だったため、回復され なかったそうです。
脳内出血の原因は、年齢から考えて、aneurysmがあったんだろうか。32歳といえば、aneurysm破裂の好発年齢ですよね。年齢から考えるとAVMは、否定的ですし、予後は比較的いいはずですから。aneurysmは分娩時におこる頻度はまれだったなあ。そういえば妊娠20週まではAVMが多くって、30週から 40週まではan eurysmが多いという文献もあったっけ。PUBMEDでももう一度調べてみます。
不幸にも亡くなられた方の既往のepisodeに何かなかったのかなと思いました。

ある医師からは、最初に対診した内科医(循環器専門医)にも異常なしと診断した責任はないのか、などと言っていましたが。私は産婦人科医なのでコメントできませんと答えま したが。
別のスレでは、神経内科専門医の先生が、カルテの血圧の推移と臨床症状からみて、まず子癇が発症し、その後脳内出血が少し時間をおいて発症したと考えるのが一番素直に理解 できるとおっしゃっていましたが。