銀河英雄伝説1黎明編2野望篇3雌伏篇017, 018, and 019/048

1巻と2巻は結構前*1に読んでいた。
メモするのを忘れてた。
これ、読むの何回目かな...。
少なくとも2回は読んだ。
大学生の時に友人に借りた記憶があります。
1、2巻は巻き込まれ型軍人の栄達過程が描かれています。
3巻は後ろから足を引っ張られる主人公・ヤンの話。
自由惑星同盟(フリー・プラネッツ)の政治家の腐敗がちょっとねぇ。
パトリシア・コーンウェルの検死官シリーズでも出てくる、主人公以外の足の引っ張り合いに通じるものがあります。
主人公とそれ周辺以外はすべて悪人というか、俗物すぎるというか...。
主人公はこれでもかこれでもかと苛められる存在で、なんだかなぁ。


3巻で出てくるメディア支配の話、昔は怖い、と思っていましたが、今の少なくとも医療に関するメディア事情を考えると、さほど変わらないのかな、と思いますし、現実も十分怖いですね。
インターネットがまだ発達していない時代に書かれた小説ですので、今だとまた違った話になるのかもしれませんが...。

銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)

銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)

銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (創元SF文庫)

銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (創元SF文庫)

銀河英雄伝説〈3〉雌伏篇 (創元SF文庫)

銀河英雄伝説〈3〉雌伏篇 (創元SF文庫)

*1:今年の2月以降発売なんで一応今年のも読書です。