某A新聞

先日、某A新聞を見たのですが、現在の医療制度が間違っているという内容がかいてありました。
記事の一方では高価な抗癌剤個人輸入の形で手に入れて使うので保険が効かないため自己負担が増え、生活が苦しかったが、先日の医療制度改革でその面が改善した、と書いてありました。また同じ記事の一方では在宅酸素療法をしているのだが、電気代が高いので一日のうちで何時間かは電源を切っている、と。どちらも小泉首相は現状をわかっているのか?みたいな感じで書いてありました。


前者の混合診療の問題ですが、規制改革・民間開放推進会議の考えていた通りの混合診療になった場合、高い薬は自己負担でお金の払える人だけ使いましょう、という弱者切り捨て型の医療制度になっていたと思うのですが、その点については全く触れず、薬の保険適応審査にかかる時間が短縮された事だけを持ち上げています。
後者に関しては、確かに自己負担が増えて大変だと思います。しかし、医療費が増大している現状もありその辺りは全然触れていません。

何をどうしたらいいのか私にもわかりませんが、言うだけの新聞は楽でしょうね。


全然まとまっていませんが…。