これまたよくわからない話。
血を少量抜いたら腰痛が治った、と言われても私はちょっと信用できません。
気のせいじゃないのかな、と思う人にはきかないのかも...。


まあ、いずれにせよ診断書発行ってのはやりすぎだと思います。

しかし、年間約8000万円ってのは凄いな...。

患者の血を抜く行為認めず 医師法違反で鍼灸師に有罪判決
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 医師免許もないのに患者の血を抜く「瀉血(しやけつ)」と呼ばれる医療行為をしたなどとして、医師法違反の罪に問われた東京都墨田区鍼灸(しんきゆう)接骨院元院長、権田敏男被告(47)ら2人の判決公判が11日、東京地裁であった。

 村瀬均裁判官は「患者の健康に悪影響を及ぼしかねない行為で悪質」として、権田被告に懲役2年、執行猶予4年、罰金100万円(求刑懲役2年、罰金100万円)を言い渡した。もう1人の被告も執行猶予付きの有罪。

 医師しか認められない瀉血と、はりを患部に打って少量の血を出す伝統的な鍼灸技術「刺絡(しらく)」との違いが明確ではなく、判決が注目されていた。

 判決によると、権田被告らは平成15年8月から昨年2月にかけ、患者7人に計87回にわたって瀉血をした。

 権田被告は公判で起訴事実を認め「腰痛などに治療効果がかなりあり、多くの鍼灸師もやっているから問題ないと思っていた」と述べていた。

 日本刺絡学会(東京)によると、指先などから“悪い血”を出す刺絡は約7万人の鍼灸師の半数程度が使っている。同学会は「有罪となった行為と刺絡がどう違うのかはっきりしないが、一般的に行っている技術が有罪とされたら大変な問題。判決内容をよく整理して対応を考えたい」と話している。
http://www.sankei.co.jp/news/060511/sha092.htm

無資格医業で3000人治療の鍼灸師逮捕

 医師免許もないのに、診断書を作成したり、血を抜くなどの医療行為をしたとして、警視庁生活環境課は1日、医師法違反(無資格医業など)容疑で東京都墨田区の「権田治療院」院長の鍼灸(しんきゅう)師権田敏男(46)と、同従業員栗山健(32)の両容疑者を逮捕した。

 2人は容疑を認めている。同治療院は口コミなどで約3000人の客を集めていたという。

 調べでは、両容疑者は墨田区押上3丁目の「権田治療院」で、03年6月から04年2月にかけ、同区の主婦ら7人に血を抜く「瀉血(しゃけつ)」と呼ばれる治療や診断書の作成、交付などの医療行為をした疑い。
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-060201-0015.html

無資格医業で鍼灸師逮捕/3千人治療
2006/02/01 12:46
 医師免許もないのに、診断書を作成したり、血を抜く医療行為をしたとして、警視庁生活環境課は1日、医師法違反(無資格医業など)の疑いで、東京都墨田区押上の鍼灸(しんきゅう)接骨院「権田治療院」院長権田敏男(46)=墨田区東向島、同従業員栗山健(32)=東向島=の両容疑者を逮捕した。

 権田容疑者は容疑を認め「治療法の効果に自信を持っている」などと供述。同院は口コミなどで約3000人の客を集め、ここ数年は年間約8000万円の売り上げがあったという。

 調べでは、両容疑者は医師免許もないのに、2003年6月から昨年2月にかけ、同区の主婦(32)ら8人に超音波検査をして診断書を作成、交付したり、「瀉血(しゃけつ)」と呼ばれる血を抜く医療行為をした疑い。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/photo_kyodonews.aspx?id=20060201000206